大阪YMCA日本語学校総合日本語コース

総合日本語コース概要

留学ビザで年間 950時間* の充実した学習

Class総合日本語コースは、主に日本で大学や大学院、専門学校などへの進学を目指す人のためのコースです。6か月から長期ビザで最長2年まで学習できます。また、このコースは、日本語学校の中でも数少ない文部科学省認可の「準備教育課程」でもあり、海外において高校卒業までの年数が12年未満であるような場合もこのコースを卒業すれば、日本での大学出願資格を得ることができます。
なお、本コースで長期的に学習するため「留学ビザ」が必要な場合は、本校で申請、取得が可能です。留学ビザ以外の長期ビザを取得している方も本コースへの入学が可能です。

*(財)日本語教育振興協会の認定基準は760時間。

総合日本語科目(週22時間)

class日本語能力の基本である"聞く・話す・読む・書く"の4技能を総合的にバランスよく、しかも着実に向上させるために週22時限(1時限50分)の日本語授業を設定しています。入学時にひらがな、カタカナを読み書きできる程度で初級から始める人でも、毎日の授業、課題をこなすことによって、1年半から2年で専門用語を辞書を引きながら読み、ニュースを聞き取り、時事問題などについて討論できるレベルの最上級まで到達することができます。ほとんどの大学において入学選抜時にその成績結果が参考とされる日本留学試験、また世界的に認められた日本語能力試験において高得点を獲得することも可能となります。週に2時間の選択科目では、各自の目的、必要に応じた日本語科目を受講できます。

週1時間の日本事情(週1時間)

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日本語独特の表現や意味とともにその背景となる日本文化(日本の年中行事、伝統文化、風俗・慣習など)や日本人の考え方などを学びます。また、たとえば一つのテーマについて、自分で考えた内容を発表したり、クラスで話し合いながら寸劇を創って発表したりして、より広く、深い日本と日本語への理解を目指します。





社会科目でさらに広がり、深まる日本への理解(週2時間)

class総合日本語コースでは、日本の社会やしくみについて理解を深め、関連する言葉について日本語で理解、表現ができるように社会科目を設置してます。「日本社会(現代社会)」「世界と日本(世界史・地理)」(各週1時間)の授業を日本語で受講し、生活などの身近な事柄から、より大きな社会問題まで日本語で学び、考えていきます。例えば、世界の貿易や環境問題、あるいは南北問題や国家・地域間の紛争問題について日本語で学び、自分の考えをまとめ、討論したりすることは、日本の大学などへの進学希望者にはもちろん、今後日本での生活や就業のためにレベルの高い日本語が必要な方にとっても、非常に有益な学習になるにちがいありません。進学準備や就職にも大きな優位性を持つことができるでしょう。

英語TOEIC対策(週1時間)

class本コースでは、受験や就業はもちろん国際社会で不可欠な英語の学習を行っています。各自の英語学習の指針としてTOEIC対策の授業を設定しています。レベルに合った内容で、初級から上級レベルまで対応しています。日本語への翻訳クラスなど英語上級者にとっても有益な内容です。
留学ビザの場合は、必修。その他のビザの場合は、自由選択となっています。

カリキュラム・時間割

カリキュラム

年間授業時間は1年コースの場合。実際の授業時間は学習期間によって異なります。

分野

受講科目

授業内容

年間 授業 時間

週間 授業 時間

備考

総合日本語科目

総合日本語(基本授業)

主教材を用いて"聞く・話す・読む・書く"の4技能をバランスよく養成します。初級・中級・上級・最上級を各6か月ずつ学習する。

722

19

必修

総合日本語科目

選択科目

例えば、「発音」「漢字」「もっと聞こう」「なめらかに話そう」「もっと書こう」「読解」「日本留学試験対策」「スピーチ」「時事問題」などから選択

76

2

必修

多文化理解科目

日本事情

日本語の背景となる文化や習慣、行事、日本人の考え方などを学びます。

38

1

必修

多文化理解科目

日本社会(現代社会)

日本の政治・経済など社会の仕組みや日本での生活との関わりなどについて学びます。

38

1

必修

多文化理解科目

世界と日本
(世界史・地理)

日本、世界の地理、歴史の主要項目について日本語で学びます。

38

1

必修

多文化理解科目

英語

レベルに合わせTOEIC対策を中心に学びます。上級では、英日翻訳について練習します。

38

1

留学ビザの学生は必修。その他は自由選択。

合計

950

25

時間割の例(実際は多少異なる場合があります)

月~金曜日まで、9:30~15:30、50分授業が5時間あります。
午前と午後、科目により講師が変わります。1クラスの定員は、18名と余裕を持ったクラス運営をしています。

時間

昼休み

9:30-10:20

10:30-11:20

11:30-12:20

12:20-13:20

13:20-14:10

14:10-15:10

日本語

日本語

日本語

 

日本語

日本社会

日本語

日本語

日本語

 

日本語選択

日本事情

日本語

日本語

日本語

 

日本語

英語

日本語

日本語

日本語

 

日本語

日本語選択

日本語

日本語

日本語

 

日本語

世界と日本




日本語学習

日本語レベルと学習内容

前日の復習や確認テストも行いながら、進めていきます。毎日の授業内容を理解し、宿題はもちろん予習復習をしていれば、必ず日本語が上達します。クラス分けは、入学時および学期末のプレースメントテストの結果によって行われます。

レベル

学習到達目標

その他

初級

日本語の勉強を始めて間もない方(150時間学習程度)が対象。日常生活に支障のない会話、コミュニケーション能力が身に付きます。漢字約400字を学習し、簡単な文章を読むことができるようになり、手紙など平易な文章を書けるようになります。

教科書

国際交流基金編『日本語初步』凡人社

学習期間

6か月

目標到達レベル

日本語能力試験3級 合格レベル

中級

まとまった内容の文章を読み書きでき、決まったテーマについて自分の意見をまとめ、発表できるようになります。たとえば、自分の生活、国の事情、文化などについて詳しく話せるようになります。日常生活の会話で困ることはほとんどなくなり、仕事でも使えるようになってきます。

教科書

松田浩志,長田龍典,亀田美保ほか『テ-マ別 中級から学ぶ日本語』硏究社

学習期間

6か月

目標到達レベル

日本語能力試験2級レベル

上級

辞書を使いながら、新聞などを読むことができます。新しい単語を覚えながら、テレビ・ラジオの内容が聞き取れるようになります。また、それについて自分の考えをまとめて、書き、話すことができるようになります。

教科書

松田浩志,長田龍典,亀田美保ほか『テ-マ別 上級で学ぶ日本語』硏究社

学習期間

6か月

目標到達レベル

日本語能力試験1級レベル

最上級

専門学校や大学の授業、講義理解、課題の提出や研究論文作成、発表などでの使用まで可能なレベルになります。日本でどのような生活の場面でも日本語で対処することができるようになります。

教科書

オリジナル視聴覚教材

学習期間

6か月

日本語教材

CIMG5956.JPG中級、上級で使用している「テーマ別」シリーズは、大阪YMCA日本語学校の教員たちが開発したテキストです。多くの日本語学校でこの教科書が採用されており、信頼と実績のあるベストセラー教材です。この教科書の著者は、本校で何名か直接教えており、レベルの高い教育を提供しています。さらに、これらの講師は他校から教員研修の依頼を受け、教科書の使い方や教授法の講義を行うなど日本語教育のリーダーシップの一端を担っている実力者です。なお、このテキストは、韓国でも時事日本語社から「ジャンプ」シリーズとして翻訳・発刊されています。

準備教育課程とは?

海外で高校卒業まで12年未満の教育でも日本で大学出願資格が与えられる教育課程です。

日本の大学に進学するためには、外国の学校教育において12年以上の課程を修了していることがその要件となります。しかし、一部の国や地域では、高校修了までの期間が12年に満たない場合があり、そのままでは日本で大学に出願する資格がありません。そのような場合でも、文部科学省が指定した「大学に入学するための準備教育を行う課程」を修了し、18歳に達した人には大学出願資格が与えられます。本校の総合日本語コースは、この「準備教育課程」として、文部科学省から認可されています。
本国の中等教育修了年数によらず(10年か11年かに関係なく)本コースの1年コース以上を卒業すれば日本での大学出願資格が与えられます。


LinkIcon文部科学省による説明(通知)

LinkIcon文部科学省による準備教育課程学校一覧

準備教育課程の対象となるのは、本国にて中等教育を「修了(卒業)」している場合であり、もともと12年教育である中等教育課程を11年で中退したような場合は、対象にはなりません。その場合は、日本で高校卒業資格を取得する必要があります。

主な対象国および地域(例)

・香港、シンガポール、フィリピン、マレーシア、中国の一部の地域、ネパール、モンゴルなど